田舎の「食の知恵」を受け継ぐために。

日之影町の中心部から車で３０分ほど行った眺めのいい場所、ここは山寿ふれあいくらぶが拠点としている加工場兼交流施設。

日之影の奥地であるこの地域には、昔ながらの方法でこんにゃくや豆腐をつくるお母さんたちがいた。この伝統を広められないかと、集落支援員だった岡田原史さんや戸髙健一代表を中心に、日之影の木材を使い、更地だったこの場所に地元の人たちが手作りで施設を建てたのが6年前。今は春に山菜まつり、秋に収穫祭、夏に子どもたちの体験学習を開催している。

 

少しでも多くの人に、日之影の食の奥深さや暮らしの魅力を伝えていくことが、今の自分たちにできること。気負わずに続けます、とメンバーの岡田さんは静かに語ってくれた。

 

山寿ふれあいくらぶ（会員約10名）

会長：戸髙 建一　〒882-0402 宮崎県西臼杵郡日之影町大字岩井川2922 電話：0982-87-2176